大豆へのこだわり

commitment

豆腐の主な原料となる大豆は商品によって国内、海外からの大豆を使い分けています。
三好食品工業ではどちらの大豆にも非常にこだわりをもち、定期的な大豆畑への訪問を行い、また日々新品種の大豆も試し、より美味しく、より安心出来る原料を求めて日々努力しています。

国産大豆

当社の大豆は福岡県、佐賀県産の大豆の品種「フクユタカ」を使用しています。
福岡県、佐賀県には筑後平野が広がり、大豆の生産地として国内でも昔から有数な場所です。この場所で育つ「フクユタカ」は豆腐を生産するのに非常に適性が良いとされています。その中でも当社では中粒、大粒を厳選し、おいしい豆腐作りを心がけています。

筑後平野について

筑後平野は福岡県下では最大規模を誇り、福岡県南部から佐賀県に広がる、筑後川周辺の平野で、特に佐賀方面は「佐賀平野」と呼ばれています。
筑後川の豊富な水源と恵まれた立地により昔から農業が盛んであり、米、麦、大豆は全域に作られ、その他、柿、巨峰、万能ネギ、イチゴ等、多くの農作物が生産されています。
そのため「九州の穀倉地」と呼ばれることもあります。

筑後平野のおかげで、福岡県、佐賀県は大豆作付面積においても全国ベスト5に入ります。三好食品工業では、古来より国内の大豆生産の老舗とも言える筑後平野で育てられた大豆「フクユタカ」の安定した供給をうけています。

フクユタカについて

日本で最も生産量が多が多い大豆の品種「フクユタカ」は福岡県で豊かに実ることからその名がつけられました。
他の品種と比べ、豆腐の加工適性が高いと言われています。実際に煮豆や納豆に使われることはほとんど無く、豆腐のための大豆と言っても過言ではありません。 タンパク質が多く、ショ糖含有量が低いため、しっかりとして、あっさりしたおいしい豆腐が出来ます。

外国産大豆

現在、三好食品工業ではアメリカのオハイオ州周辺で10年以上契約栽培を行なっています。
オハイオ州はアメリカの北部に所在し、冬では氷点下30度にも気温が下がります。そのため、害虫が生息しにくく、大豆栽培時に農薬が少なくすむため、安心出来る大豆が栽培できるとされています。また非遺伝子で、単一品種栽培を行うことで安定した供給が可能となっています。
海外の大豆畑といえども当社では年1回は訪問し、毎年の大豆の品質チェックを現地で行っています。その他、新品種や地球温暖化に伴い、新しい地域での栽培種も毎年研究し、より良い品種を探しています。

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